2008年12月17日

うちの子も…」児童精神科の受診者殺到

うちの子も…」児童精神科の受診者殺到12月16日11時40分配信 産経新聞

落ち着きがない、キレやすい、不登校や不眠、鬱病(うつびょう)といった症状を訴え、児童(小児)青年を対象とした精神科を受診する子供が増えている。国も、地域の拠点病院を核とした関連施設の連携を推進している。しかし、病院、医師とも不足しており、対策は十分とはいえない。子供はなぜ心を病み、大人はどう救おうとしているのか。一般にはなじみの薄い「児童精神科」の現場から、現代が抱える「病」を探った。(中島幸恵

≪病名がひとり歩き≫

 師走の寒風が吹きつける平日の昼下がり。東京都立梅ケ丘病院(世田谷区)の外来待合室には、診察を待つ小学生から高校生ぐらいの子供と、その親が次々と訪れてくる。風邪や腹痛で来院する小児科の受診者に比べ、症状は分かりにくい。

 同病院は、主に18歳未満を対象とした精神科の専門病院として、全国最大の規模を誇る。外来は、(1)自閉症・精神遅滞の幼児(2)勉強が苦手(LD=学習障害)、落ち着きがない、キレやすい(ADHD=注意欠陥・多動性障害)(3)摂食障害、引きこもり−と3つの専門に分かれ、1日の受診者数は140人近くに上る。

 中でも、大半を占めるのが発達障害の一つ、ADHDの子供だ。

 「原因について仮説はいろいろあるが、はっきりとしたことは分からない。ひと昔前なら、『ちょっと変わってるな』と見過ごされてきたが、ここ数年、授業中に歩き回る子供の存在が注目される影響からか、『わが子もそうではないか』と不安になって受診する母親が殺到している」と市川宏伸院長は分析する。

 母親がインターネットでADHDなどに関する情報を集め、あちこちの病院で受診したものの、診断名がそれぞれ異なり、余計心配になって駆け込んでくるケースが後を絶たないという。

 市川院長は「ADHDへの正しい知識を持たぬまま、混乱している親が多い。子供がどういった症状で、何に困っているか整理せず、病名だけがひとり歩きしている」と困惑顔だ。「大切なのは病名ではなく、疑われる症状に基づく社会的不適応を少しでも減らせるようにすること」と市川院長は訴える。

 ≪予約は半年待ち≫

 子供専門の精神科クリニックも目立つようになってきた。

 尾山台すくすくクリニック(同区)の新井慎一院長は、梅ケ丘病院の医師から2年前に独立して開業。受診内容はADHDのほか、自閉症やリストカットを繰り返すといった深刻な症状から、乳幼児を持つ母親の育児不安にまで及び、現在、新患予約は半年待ちという状況だ。

 「地域に根ざしたクリニック」という特色を生かし、幼稚園や学校、保健所とも連携。患者である子供が通う学校の先生を交えて話し合い、授業や日常生活への理解、改善を求めるようにしている。新井院長は「子供を取り巻く社会が正しい情報を共有し、その子に合った対策をともに考えるのが大切」と話す。

 ≪関係見直しで改善も≫

 「精神科」に比べ受診に抵抗感の少ない一般の小児病院でも、不登校や不眠、情緒不安定といった心の不調を訴える患者が目立つ。

 バニーこども診療所(横浜市磯子区)では、専門の心理士のカウンセラーを置いている。親子で受診する際、互いに背中を向けたまま、顔を見て話そうとしない様子に異変を感じるという箕原豊院長は「親子関係を見直すことで、ほとんどの症状に改善がみられる」と話す一方で、こう不安視する。

 「ゆとり教育のひずみからか、気力の劣る子供や、子の鏡として行動できない親が増え、漠然とした『心の病』にさいなまされ、『病気』ならば治す、といった認識が甘いのではないか」

【主張】小学生の暴力 家庭もしつけに責任持て

文部科学省の「児童生徒の問題行動調査」によると、小学生の暴力行為が急増している。子供の「荒れ」は親にも責任がある。学校と連携したしつけと指導が重要だ。

 暴力には、同級生や教師を殴る、教室の物を壊す−などが含まれる。平成19年度の発生は、小・中・高校合わせ約5万3000件にのぼった。

 このうち小学校は約5200件と中・高に比べて少ないが、前年度比37%増と悪化が著しい。警察に補導されるなどした小学生は8割増と低年齢化が深刻だ。

 昭和50年代の校内暴力と異なるのは、普段おとなしそうな子が突然に暴力をふるうケースが目立つことだ。新しい「荒れ」として教師らは指導に悩んでいる。学校だけでは解決できない問題だ。

 文科省は増加の背景に、子供たちが自分の感情をコントロールできないことや規範意識が低下していることなどを挙げている。

 以前は、年齢が違う友達と外で遊び、けんかもしながら付き合い方やルールの大切さを自然と身につけた。家事を手伝うことで小さな成功や失敗の機会があった。テレビやゲームなど仮想世界だけでは育ちにくいものだろう。

 しつけや指導では、だめなことはだめとルールを決め、厳しく守らせることが大事だ。だが、親も教師もしかるのが下手だ。


タグ:児童精神科
posted by ぴかママ at 08:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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