2009年04月29日

「体罰」訴訟判決 指導には厳しさも必要だ

「体罰」訴訟判決 指導には厳しさも必要だ
2009年4月29日(水)1時37分配信 読売新聞

 教師を足で蹴(け)って逃げた子どもに対し、胸元をつかんで壁に押し当て大声で叱(しか)った。その行為を「体罰にはあたらない」と最高裁が判断したのは妥当な結論だろう。

 熊本県の小学校で7年前、教師が2年生の男児にした行為は、学校教育法で禁じられた体罰か。それが民事訴訟で争われた。

体罰と認定して賠償を命じた1、2審に対し最高裁は請求を退けた。

 相手が教師であればもちろん、友だちでも蹴ってはならないことは本来、家庭がしつけておくことだ。教師が毅然(きぜん)とした態度で、厳しく指導したのは当然だろう。

 最近は、児童生徒に友だち感覚で接したり、度を越した悪ふざけや暴力的言動を見過ごしたりする教師の存在も指摘される。あくまで教える側と教わる側であることを、忘れてはならない。

 児童生徒の暴力行為が増加傾向にある。文部科学省の調査では、2007年度の発生件数は小中高校いずれも過去最高だった。対教師暴力は06年度より500件以上増え、7000件近くあった。

 生徒や保護者が教師らに対し、「クビにしてやる」などの暴言を吐くケースもある。こうした言動に萎縮(いしゅく)することなく、厳格な姿勢で臨むことが必要だ。

 06年に教育基本法が改正され、「学校生活を営む上で必要な規律を重んずる」ことが明記された。07年には、政府の教育再生会議が第1次報告で、体罰とそれにあたらない行為を区別した終戦直後の通達の見直しなどを求めた。

 これらを受け、文科省も、教師が児童生徒の暴力行為から身を守るため、やむを得ず力を行使するのは体罰にあたらないことなどを明確にし、通知を出した。

 一方、教師による体罰もそれほど減ってはいない。07年度、体罰によって懲戒処分などを受けた教職員は、約370人いる。

 最高裁判決は、今回の行為が教育上適切だったと認めたわけではない。判決が「やや穏当を欠く」と指摘したように、教師が手を出すことは、児童生徒に恐怖心や反抗心を生みかねない。

 児童生徒を温かく見守りつつ、やってはならない行為には厳しい態度を示す。バランスが大切だ。容易ではないが、それこそプロの教師に求められる力量だろう。

 熱意があっても技量の追いつかない教師や、指導の難しい子どももいる。だからこそ、校長ら管理職や教育委員会の支援が欠かせない。保護者や地域住民の理解と協力を求めることも重要だ。

胸元つかみ叱責、体罰と認めず 男児側逆転敗訴 最高裁が初判断

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胸元つかみ叱責、体罰と認めず 男児側逆転敗訴 最高裁が初判断

胸元つかみ叱責、体罰と認めず 男児側逆転敗訴 最高裁が初判断
2009年4月28日(火)17時0分配信 産経新聞

 熊本県天草市(旧本渡市)の市立小学校で平成14年、臨時教員の男性が当時2年生だった男児の胸元をつかんで叱責(しっせき)した行為が、学校教育法の禁じる体罰に当たるかどうかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は28日、「教員の行為は体罰に当たらない」と判断、体罰と認め損害賠償を命じた1、2審判決を破棄、原告側の請求を棄却した。男児側の逆転敗訴が確定した。

 教員の行為が体罰に当たるかどうかが争われた民事訴訟で、最高裁が判断を示したのは初めて。教育現場に影響を与えそうだ。

 学校教育法11条は「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは文部科学大臣の定めるところにより、児童らに懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない」と規定。1、2審判決は教員の行為を、同法11条の「ただし書き」にある体罰と認定していた。

 しかし、同小法廷は「行為に穏当さは欠く」としたものの、「許される教育的指導の範囲を逸脱するものではなく、違法性はない」と判断。体罰かどうかを判断する要素として、行為の目的や態様、継続時間を挙げた。

 1、2審判決などによると教員は14年11月、休み時間に女子児童をけっていた男児らを注意。職員室に戻ろうとしたところ、男児に尻をけられた。教員は男児の胸元をつかんで壁に押しつけ、「もう、すんなよ」と怒った。

 1審熊本地裁は男児が心的外傷後ストレス障害PTSD)になったこととの因果関係も認め、市に約65万円の賠償を命令。2審福岡高裁はPTSDは認めず、賠償額を約21万円に減額していた。
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2008年11月23日

子どものしかり方:思春期編 焦点絞り、具体的に

子どものしかり方:思春期編 焦点絞り、具体的に(1) 反応に変化
言い返す、聞き流す、うそをつく……。難しい思春期、しかり方で悩む親は多い=木村葉子撮影 「待ちなさい」「もう、いいっ」−−。背を向けた長男(14)を追いかけながら東京都三鷹市の会社員、亮子さん(44)=仮名=はため息をつく。「最近、物知りになり親に言い返す。きつくしかるとプイッと行ってしまいます」

 ●反応に変化

 思春期の子どもの扱いは難しい。学校マガジン「おそい・はやい・ひくい・たかい」編集人で名古屋市の小学校教員、岡崎勝さんは「善悪を明快にシンプルにしかって」と勧める。10代の子どものしかり方はもともと気を使うものだが、10年ほど前から子どもの反応が変わったと、岡崎さんは指摘する。

 目立つのは次のタイプだ。

 (1)しかられることをどう受け止めていいかわからず笑ったりする。立ち直りが早く同じことを繰り返す

 (2)暴力をふるわれてきたため、男女関係なく粗暴。言葉でしかっても通じにくい

 (3)理屈をこねて言い返し、通用しないとキレる

 岡崎さんは「幼少時に善悪を明確に教えられない親が増えた」とみている。「学校の物を壊さない」などの基本的な事柄を理解していない子が増えた。(3)のタイプは、親が理詰めで納得させようと試みて、何をしかられているのかの焦点がぼけてしまった状態のことをいう。

「親は自分の正義感や怒りをぶつけていい。社会の規範が崩れ、大人も迷うのでしょうが判断に悩むことはしからなくていい。私は生徒に茶髪は『いけない』ではなく、『先生は良くないと思う』と伝えています」

 悩みなどはしかった後で聞く。小学校高学年ともなれば大人と同様に自尊心が傷つく。事後のケアが大切だ。良くないのは母親が父親の顔色をうかがってしかるケース。子どもに何が問題なのかが分かりにくいからだ。

 長崎県大村市の精神科医、宮田雄吾・大村共立病院副院長は「効果的にしかる技術が必要だ」と提案する

ぜひ把握しておきたいのはしからない方が良いケースだ。

 人を陥れるうそは厳しくしかるべきだが、周囲に調子を合わせようとしたり、本人が体面を保つためにうそをついた場合がそれ。「そう?」と受け流し、子どもの気持ちを肯定してから他の言い方を教えるといい。知識や能力が足りず失敗した場合や不登校などで悩んでいる時も同様だ。「分かっていてできないことをしかられたら大人でもつらい。問題解決を話し合うなど対応を変えましょう」と宮田さんは指南する。【大和田香織】

 ◇「コミュニケーション重要」
 教育情報誌「プレジデントファミリー」は今夏、学習塾の市進学院と共同で小6親子295組を対象に、成績上位層と普通層のしかり方を調べた。「スパッと短くしかる」は上位層で親53%、子31%、普通層で親44%、子20%だった。「親の体験を話す」「たとえ話をする」などしかり方に工夫している割合はいずれも上位層が普通層より少なかった。鈴木勝彦編集長は「コミュニケーションをとり、子どもをよく観察することが大切」と話している2008年11月23日

子どものしかり方:思春期編 焦点絞り、具体的に
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子どものしかり方:思春期編 焦点絞り、具体的に

子どものしかり方:思春期編 焦点絞り、具体的に
言い返す、聞き流す、うそをつく……。難しい思春期、しかり方で悩む親は多い=木村葉子撮影 「待ちなさい」「もう、いいっ」−−。背を向けた長男(14)を追いかけながら東京都三鷹市の会社員、亮子さん(44)=仮名=はため息をつく。「最近、物知りになり親に言い返す。きつくしかるとプイッと行ってしまいます」

 ●反応に変化

 思春期の子どもの扱いは難しい。学校マガジン「おそい・はやい・ひくい・たかい」編集人で名古屋市の小学校教員、岡崎勝さんは「善悪を明快にシンプルにしかって」と勧める。10代の子どものしかり方はもともと気を使うものだが、10年ほど前から子どもの反応が変わったと、岡崎さんは指摘する。

 目立つのは次のタイプだ。

 (1)しかられることをどう受け止めていいかわからず笑ったりする。立ち直りが早く同じことを繰り返す

 (2)暴力をふるわれてきたため、男女関係なく粗暴。言葉でしかっても通じにくい

 (3)理屈をこねて言い返し、通用しないとキレる

 岡崎さんは「幼少時に善悪を明確に教えられない親が増えた」とみている。「学校の物を壊さない」などの基本的な事柄を理解していない子が増えた。(3)のタイプは、親が理詰めで納得させようと試みて、何をしかられているのかの焦点がぼけてしまった状態のことをいう。

 ●事後のケア大事

 「親は自分の正義感や怒りをぶつけていい。社会の規範が崩れ、大人も迷うのでしょうが判断に悩むことはしからなくていい。私は生徒に茶髪は『いけない』ではなく、『先生は良くないと思う』と伝えています」

 悩みなどはしかった後で聞く。小学校高学年ともなれば大人と同様に自尊心が傷つく。事後のケアが大切だ。良くないのは母親が父親の顔色をうかがってしかるケース。子どもに何が問題なのかが分かりにくいからだ。

 長崎県大村市の精神科医、宮田雄吾・大村共立病院副院長は「効果的にしかる技術が必要だ」と提案する=表参照。

 ●話し合いも

 ぜひ把握しておきたいのはしからない方が良いケースだ。

 人を陥れるうそは厳しくしかるべきだが、周囲に調子を合わせようとしたり、本人が体面を保つためにうそをついた場合がそれ。「そう?」と受け流し、子どもの気持ちを肯定してから他の言い方を教えるといい。知識や能力が足りず失敗した場合や不登校などで悩んでいる時も同様だ。「分かっていてできないことをしかられたら大人でもつらい。問題解決を話し合うなど対応を変えましょう」と宮田さんは指南する。【大和田香織】

 ◇「コミュニケーション重要」
 教育情報誌「プレジデントファミリー」は今夏、学習塾の市進学院と共同で小6親子295組を対象に、成績上位層と普通層のしかり方を調べた。「スパッと短くしかる」は上位層で親53%、子31%、普通層で親44%、子20%だった。「親の体験を話す」「たとえ話をする」などしかり方に工夫している割合はいずれも上位層が普通層より少なかった。鈴木勝彦編集長は「コミュニケーションをとり、子どもをよく観察することが大切」と話している。

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 ■宮田医師のしかる技術5カ条

 <1>八つ当たりに注意

 大人がストレスを子どもにぶつけることはよくある。「早くしなさい」など大人の都合でしかる場面も多いので認識する

 <2>口調や表情に注意

 「なぜ○○なの!」など挑発する言葉の響きは反発を招く。自分の口調や表情が相手にどう感じられるか意識する

 <3>環境に注意

 騒音、他の子の好奇の目など、子どもが気をとられる要因を除く。しかられることに集中できる環境で

 <4>指導は具体的に

 どう振る舞えば良いか戸惑う子もいる。「ちゃんとしなさい」「やめなさい」より「○○しなさい」

 <5>人格は責めない

 「だめなやつ」など人格攻撃は自尊感情を傷つけ反発を招く。暴力も同じ。行為だけ指摘し「君ならできる」という思いを伝える

毎日新聞 2008年11月23日 東京朝刊

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